0358433451 TEL 24時間
Web予約
インスタグラム Instagram

歯髄保存療法

歯髄(歯の神経)の保存療法についてご紹介いたします。

歯髄保存療法

歯に血行や栄養・水分の循環を行なっているのは神経です。できるだけ神経は取らずに残したいと言うのが歯科医師としての理想ですが、感染を起こしてしまった神経は逆に取り除かないと歯を悪くしてしまうので取るしかありません。

ステージ1:神経まで距離がある虫歯 ステージ2:神経に近接している虫歯 ステージ3:神経まで到達している虫歯

上記のステージ1はもちろんですが、ステージ2も当院は歯髄(神経)を温存したいと考えております。
ステージ2で健全に神経を温存しやすくなる治療法が、当院のMTAを使用した歯髄保存療法です。
MTAとは、歯髄が露出した箇所を封鎖する際に使用する覆髄材(歯科用覆髄材料)の一種、水硬化性の歯科用セメントで、歯の再生を促す効果と殺菌作用があるため、保険診療の材料より大幅に治りやすく、再感染しにくくなります。MTAを使用することで、神経までギリギリだった虫歯の神経を温存できる確率が大幅に上昇します。なお、MTAセメントにも色々種類がありますが、当院では現在国際的に最も優れているとされているMTAセメントをアメリカから輸入しています。

MTAの効能 封鎖性=膨張しながら硬化するため、保険診療のものより細菌の混入を防ぐ、生体親和性(硬組織形成促進効果)=新規象牙質のい形成を促進、殺菌性=細菌を殺菌する、歯の再生=Ca2+が放出されることによりハイドロキシアパタイトを形成

断髄法

通法では歯髄に感染してしまった場合は根管治療(神経を取る治療)を行うのがスタンダードですが、感染している部分・歯牙部分の神経だけを取り、根の神経を残すのが断髄という治療法です。まだ確立している治療法ではないのですが、海外で徐々に行われていて日本でも少しずつ増えています。特に若年層には有効性も認められています。成功した場合、神経を取る治療よりも「歯が一生もつ」確率が上がります。

部分断髄と歯頚部断髄

メリット:成功した場合、神経による血流と栄養の循環を残せるので一生もつ確率が増える デメリット:ダメだった場合代金が無駄になる。あくまで100%成功する治療法ではありません。ダメだった場合神経を取る治療になりますが、最初から神経治療をするよりも細菌感染が進んでいる状態からスタートすることになる。

※断髄を希望の方でも、明らかに神経全体に感染が進んでいる場合は断髄を行うことはできません。

歯髄保存療法の料金

料金
歯髄保存療法MTA(覆髄) 30,000円(税別)
歯髄保存療法MTA(断髄) 70,000円(税別)
詳細はスタッフにお気軽にお尋ねください

最高品質のMTAセメントを採用

当院の歯髄保存療法では、MTAセメントとして最も優れている物をアメリカから輸入して使用しております。
最高品質のMTAセメント